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charmap - 文字集合記述ファイル
文字集合記述 (charmap) は、ある文字集合において使用できるすべての文字とその符号化を定義する。 localedef(1) は、 文字集合記述を使って、 別の文字集合向けのロケールの派生版を作成することができる。
charmap ファイルは以下のキーワードからなるヘッダーで始まる:
文字集合定義のセクションは、 第一カラムにキーワード CHARMAP を置くことで始める。
続く行では以下の 2 つの方法のいずれかを使って文字集合を定義する。
文字集合定義のセクションは文字列 END CHARMAP で終了する。
文字集合定義のセクションの後ろに、文字幅を定義するセクションを続けることができる。
WIDTH_DEFAULT キーワードを使って、リストに明示的に載っていない全文字で使用されるデフォルトの文字幅を定義できる。 デフォルトの文字幅は 1 である。
個別の文字の文字幅定義のセクションは、 第一カラムにキーワード WIDTH を置いて開始する。
続く行では以下の 2 つの方法のいずれかを使って文字幅を定義する。
文字幅定義のセクションは文字列 END WIDTH で終了する。
POSIX.2.
ユーロ記号は UTF-8 キャラクターマップでは以下のように定義される。
<U20AC> /xe2/x82/xac EURO SIGN
iconv(1), locale(1), localedef(1), locale(5), charsets(7)
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2020-06-09 | GNU |