WCSNLEN(3) | Linux Programmer's Manual | WCSNLEN(3) |
wcsnlen - 固定長のワイド文字文字列の長さを求める
#include <wchar.h>
size_t wcsnlen(const wchar_t *s, size_t maxlen);
wcsncasecmp():
wcsnlen() 関数は、 strnlen(3) 関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は、s が指す文字列中のワイド文字の数を返すが、 返されるのはワイド文字で最大 maxlen 文字までである (このパラメーターはバイト数ではない点に注意)。 また、終端のヌルワイド文字 (L'\0') は含まない。 これを行う際には、 wcsnlen() は s が指すワイド文字列の最初の maxlen 文字しか見ず、決して s+maxlen 文字を超えて文字列を 参照することはない。
wcsnlen() 関数は、wcslen(s) の値が maxlen より小さけれ ば wcslen(s) を返す。あるいは、s が指すワイド文字列中の 最初の maxlen 文字に ヌルワイド文字が含まれていなければ maxlen を返す。
wcsnlen() 関数は glibc バージョン 2.1 以降で提供されている。
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
wcsnlen() | Thread safety | MT-Safe |
POSIX.1-2008.
strnlen(3), wcslen(3)
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2019-03-06 | GNU |