WCPCPY(3) | Linux Programmer's Manual | WCPCPY(3) |
wcpcpy - ワイド文字文字列をコピーし、その末尾を指すポインターを返す
#include <wchar.h>
wchar_t *wcpcpy(wchar_t *dest, const wchar_t *src);
wcpcpy():
wcpcpy() 関数は、 stpcpy(3) 関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は src が指すワイド文字文字列を、 終端のヌルワイド文字 (L'\0') を含めて、 dest が指す配列にコピーする。
これらの文字列は重なっていてはならない。
プログラマは、少なくとも wcslen(src)+1 文字のワイド文字 が入るだけの領域を dest に対して確保しなければならない。
wcpcpy() は、ワイド文字文字列 dest の末尾、つまり終端のヌルワイド文字 を指すポインターを返す。
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
wcpcpy() | Thread safety | MT-Safe |
POSIX.1-2008.
strcpy(3), wcscpy(3)
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2019-03-06 | GNU |