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nl_langinfo - 言語とロケールの情報を問い合わせる
#include <langinfo.h> char *nl_langinfo(nl_item item);
nl_langinfo() 関数は、 localeconv(3) より柔軟なロケール情報へのアクセス方法を提供する。 ロケールカテゴリーの個々の要素や追加の要素を問い合わせることができる。
<langinfo.h> に定数として定義されていて、 item に指定できるロケール要素の例を以下に示す:
上記のリストは、要求できる定義のごく一部である。 詳細なリストは、 GNU C ライブラリリファレンスマニュアル を参照してほしい。
適切なカテゴリーのロケールが setlocale(3) によって選択されていない場合は、 nl_langinfo() は "C" ロケールのときに相当する文字列へのポインターを返す。
無効な item の場合は、空文字列へのポインターが返される。
このポインターは静的なデータ領域を指し、その内容は次回の nl_langinfo() や setlocale(3) の呼び出しによって書き替わることがある。
SUSv2, POSIX.1-2001.
以下のプログラムは、環境変数に基いて文字型 (character type) と数値のロケール を設定し、端末の文字集合と基数文字の問い合わせを行う。
#include <langinfo.h> #include <locale.h> #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(int argc, char *argv[]) { setlocale(LC_CTYPE, ""); setlocale(LC_NUMERIC, ""); printf("%s\n", nl_langinfo(CODESET)); printf("%s\n", nl_langinfo(RADIXCHAR)); exit(EXIT_SUCCESS); }
locale(1), localeconv(3), setlocale(3),
charsets(7), locale(7)
GNU C
ライブラリリファレンスマニュアル
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2014-05-28 | GNU |