DH_PERL(1) | Debhelper | DH_PERL(1) |
dh_perl - Perlへの依存関係を検討し、MakeMaker 実行後に生成したものを消去する
dh_perl [debhelper オプション] [-d] [ライブラリディレクトリ ...]
dh_perl は ${perl:Depends} の内容を生成し、この依存情報に substvars ファイルの情報を付け加える役目の debhelper プログラムです。
このプログラムはビルド対象のパッケージにある Perl スクリプトや Perl モジュールを検査し、perl や perlapi の依存関係を生成します。${perl:Depends} 句をビルド対象のパッケージの control に記述すると、生成した依存関係の情報に置き換えられます。
dh_perl は、さらに、MakeMaker が Perl モジュールをインストールする際に生成した空のディレクトリを削除します。
なお、このフラグを指定しても、perl-base 本体に関する依存情報は、全く生成されません。というのも、perl-base は非常に基礎的なパッケージなので、perl-base に関する依存関係は通常特に指定しなくても問題が無い為です。ただ、perl-base の特定のバージョンに依存が特に必要な場合はその限りではありません。
Debian ポリシー バージョン 3.8.3
Perl ポリシー バージョン 1.20
debhelper(7)
このプログラムは debhelper の一部です。
Brendan O'Dea <bod@debian.org>
2024-03-01 | 13.14.1ubuntu5 |